恋せよ男女(オトメ)

電話からちょうど20分後にマンションの下で待った。





ブウォーン=3





慎一郎の車の音が少し先から聞こえてくる。






「来た(^-^)」






「慎ちゃん~」






待ってましたとばかり大きく手を振った。






慎一郎は結衣の目の前に車を止めて降りて来た。






「早かったね~待った?」






「ううん~待ってないよ(^-^)」






慎一郎はスマートにドアを開けて、






「どうぞっ=3」






「慎ちゃん・・・・・(*^-^*)」






結衣は恥ずかしくて下を向いて、






「やめてよっっ(>0<;)  格好良すぎで恥ずかしいよ!」






「ハハハァ~  何言ってんだよ=3」






「さぁ  行こう!」






ブォ~ン=3






深い車の音はいつもより軽快な音に聞こえた。







「どこに行くの?」






「まだ教えてくれないの?」






「・・・・・行ってからのお楽しみ(^-<)」






車はどんどん繁華街に進んで行く。






お決まりの場所なのか駐車場にスルスルと入って行き車を止めた。







「ほらっ 行くよ~」






行き先を教えてくれない慎一郎の後ろをトコトコとついて行く。






前を歩く慎一郎の左手が・・・・・






結衣に向かって差し出された。