「慎ちゃん~~~」





慎一郎に両手を回して強く抱きついた。





『・・・・hu♪』






泣いたり笑ったり忙しい子だな~






「もう遅くなったし外に食べに行こうか?」






「そーだね(^-^)」






慎一郎から腕を外した時、






『Kissして(*>0<*)』






結衣は慎一郎の顔を見た。






「Um?」






『もぉ~(>0<#)』






スネて立ち上がろうとしたら、






慎一郎の大きな手が結衣の頭をフワリと包んだ。






「・・・・・・・♪」






『分かってたんだ=3』






自分の事が読まれてるって、






安心できて嬉しい。






「行こう=3」






結衣は1mmも慎一郎の傍を離れたくないのかひっついて歩く。






「・・・・・・(^-^)」






手をつないで歩く事も、まとわりつかれる事も嫌いなはずなのに・・・・






この子は・・・・






逆に安心する。






向かえ合わせに座った慎一郎をジッと見つめていた。