恋せよ男女(オトメ)

慎一郎は結衣と一緒に1Fにある店に向かった。


「あっあの・・・・。」


「何?!」


「ここにいたら見つかるかもしれないので・・・・・あっち・・・・(→0→)」


結衣は少し先にあるCAFEを指さした。


『・・・・・hu』


慎一郎は何も気づかずに、まだ姿を隠そうとしている結衣が可愛く見えた。


「あの・・・・(-。-;)」


「私・・・財布持って来てないんです(+。+;)」


「はははっ~(^0^)!」


「・・・・(?_?;)」


「君にお茶代を出させないといけないほど僕は貧乏そうに見える?!」


「・・・・・(-_=;)」


結衣は首を大きく横に振った。


「はははっ~安心して5杯でも10杯でも飲んで大丈夫だから!!」


「・・・ハイm(_ _)m」


結衣は急に恥ずかしくなって、慎一郎の後ろを小さくなって歩いた。


「何にする?」


「オレンジジュース」


「だけでいいの?!」


「・・・・・(※ー。-※)」


「オレンジジュースとアイスコーヒー」


「あの・・・・本当にスミマセンでしたm(_ _)m」


落ち着いて座って改めて結衣は謝った。


「大丈夫だよでも、これからは勢いよく開けるのは止めてね!」


「・・・・ハイ(;_:)」


「あっ・・・・名前聞いてなかったね~」


「細川結衣です。」


「結衣ちゃんか~宜しく(^-^)」


「僕は・・・・・つ(≧0≦;)」


慎一郎は言いかけて途中で止めて、


『自分の名前を言ったら分かってしまう・・・・か・・・』


そう思って、


「つっ・・・辻と申しますヨロシクネ~」


「辻さんですか・・・・」


慎一郎は逃げる結衣を気遣って自分の名前を隠しておいた