恋せよ男女(オトメ)

「慎ちゃん~ご飯食べよ~」



「今日は何となく飲みたい気分だから何か買って帰って家で食べよう=3」



「うんいいよ~(^0^)」



「あっ・・・・家!!」



「まだ言ってんの#」



「そうじゃなくて着替え取りに帰りたい・・・・」



「今買ったら?!」



さりげなく言ってしまう。



「いいよ(>3<;)」



「・・・・分かったマンションに寄ったらいいんだね(-0-#)」



近くのデパ地下に立ち寄りテンションの上がった結衣は好きなものをたらふく買い込んだ。



『新婚さんみたい♪』



結衣はみんなが自分達をうらやましがってるんじゃないか・・・



と勘違いするほど舞い上がっていた。



「これって買いすぎだよね(-。-;)」



「そーだな(^-^)」



2人して両手にいっぱいになるほど買い込んだ。



車に乗り込んで結衣のマンションに行く途中・・・・



「いるものは全部持っておいで=3」



「またそんな事言ってるヾ(´ー`)」



「本気だよ=3」



「じゃー本当に私が全部持って行って慎ちゃん家に居ついたらどうすんの?!」



「別にどうもしないし、そうすればって言っただろ=3」



「・・・・・。」



「手伝おうか?」



「・・・・・。」



「ちょっと待ってててね(>_<;)」



結衣は慎一郎を全く相手にいていないと言わんばかり話の途中でドアを閉めた。




何日も空けていた自分の部屋はスゴく寒く感じる。



自分の部屋なのに・・・・



慎一郎の部屋で過ごす方が落ち着くような気がし始めていた。