『あっ・・・・そうだ絵を見せなきゃ=3』



絵が完成した事を慎一郎に告げるのを全く忘れていた結衣は突然足早になった。



「あの・・・・慎ちゃん!」



「・・・・Umどうした?」



「絵が1枚できたんだ~」



慎一郎は昨日作業場に入って知っていた事を言わず



「本当か~早く行こう(^-^)」



「うん(^0^)」



2人の歩く足音は自然に揃っていた。



ドアを開けて部屋に入った結衣は、まっすぐ作業場に向かいテーブルの上に置いておいた絵を手にとって慎一郎のもとに行った。



「これ=3」



「・・・・・」



慎一郎は手に取った絵を見て



「・・・・・。」



「・・・・ダメ(+。+;)?」



結衣に視線を向けた。



「ううん=3」



大きく首を振って



「すごくいいよ!!!」



「ホント~~~~(≧0≦;)!」



「本当イメージぴったりだよ=3」



「うれしい~~~~(>0<;)♪」



結衣は思わず慎一郎に飛びついた=3



「ハハハァ~」



「エントリーしておくね!」



「えっ~まだ日にちがあるから、もう1枚描くつもりなのに~」



「えっ~そうなの?!」



「いいよ~それもよかったらエントリーすればいいよ!」



「本当~?」



「うん前祝するか?」



慎一郎は少し結衣から体を引いて顔を覗いた。




『ひゃ~~~抱きついてた(≧0≦;)』



今にもKISSできそうな距離に



ドン=3



結衣は慎一郎の体を突き飛ばした。