恋せよ男女(オトメ)

「結衣ちゃんは何が食べたいの?」



「この前の・・・・・」



「お寿司が食べたい(^-^)/」



後ろから2人が声を合わせて言った。



「結衣ちゃんは・・・・この前の?」



「この前の大将の所(^-^)」



「じゃ~意見は一緒だね!」



慎一郎はクスリと鼻を鳴らしてアクセルを踏んだ。





「こんばんわ~」



「おーいらっしゃい」



「(^-^)/」



「お~ちっこいのまた来たな~」



「ハイ~また来ました(^0^)」



「今日はオマケが2人ついてるんだね~」



「こんばんわ~」



2人もペコリと頭を下げて奥の方へ入って行った。



「適当に自分の好きな物頼んでね!」



「ハイ=3」



結衣の友達だけあって回ってるお寿司しか見たことのない2人は慎一郎の一言にテンションがより一層あがった。



「先ずは・・・・・・」



2人は交互に好きなものを注文し始める。



「飲むか?」



横に座った結衣に優しくたずねた。



「ううん・・・・・お茶でいい。」



「何で?」



「・・・・・別に。」



慎一郎は横に座る結衣をじっと見た。



『視線を感じる・・・・・・』



「何?」



結衣は目を合わさないまま言った。



「1日会わなかっただけなんだけど、結衣ちゃんの顔見たら何かホッ=3とする~」



「・・・・・。」



『そんな風に言われると恥ずかしい(>0<;)』



結衣は顔が赤いのが自分で分かって思わず下を向いた。