恋せよ男女（オトメ）

「スマン＝３」



会議に戻った慎一郎は先程よりもペースを上げて仕事を進めた。



「慎ちゃんやっぱり心配してたじゃない（＞３＜）」



「うん・・・」



「アンタの事を考えてくれてんだから大切にしないと！」



「うん・・・」



結衣はまだ、納得のいかないような返事をしていた。



慎一郎は予定を、すべてキャンセルし急ぎの仕事を終わらせ結衣のいる学校に向かった。



♪～♪～　　　♪～♪～



「もしもし」



「恵子ちゃん　　慎一郎です。」



「早かったんですね（＾－＾）」



「えっ・・・あ～」



恵子は笑いを含んだ言い方で言った。



「今近くにいるので校門前に行きます＝３」



「どれくらいで着きますか？」



「・・・・20分くらいかな～」



「分かりました！」



「じゃ　　後で（＾－＾）」



「慎ちゃん　　　もう仕事終わったって！」



「アンタが心配させるから早く終わってくれたんじゃない＝３」



「・・・・・」



「ちゃんと謝りなよ（－＾－；）」



「・・・うん」



『慎ちゃん怒ってるのかな・・・・』



結衣はまだ慎一郎と会う心の準備ができてないまま・・・・・



あっという間に20分が過ぎてしまった。



校門の前で待つ3人の前に一台の車が止まった。