恋せよ男女(オトメ)

「思いっきり食べておくれ(^-^)」



「思いっきりって・・・・(>0<;)」



「慎ちゃんは結衣の完成した絵を見てなんて言ってたの?」



テーブルについた恵子が聞いた。



「・・・・。」



「・・・・(-_-;)」



「まだ見せてないんだ・・・」



「何で?!」



「うん・・・・・」



「何か・・・・・」



結衣は2人に先に振り込まれていたお金の事をポツリポツリと話始めた。



「アンタまだそんな事言ってんの(-0-#)」



「慎ちゃんが心配して、お金のないアンタに先に振り込んでくれたのがイケナイ事なの?!」



「・・・・・。」



「それで・・・・慎ちゃんに文句言ってから喋ってないの?」



「・・・・・うん。」



「もぉー最低(`0´#)!」



「今連絡しなよ=3」



「急いでて携帯忘れた・・・・」



「ハイ=3」



前に聞いていた慎一郎の番号を表示して、恵子は結衣に自分の携帯電話を手渡した。




「早く=3」



「う・・・・うん(+。+;)」



結衣はためらいながらも発信のボタンを押す‘‘



ブルッ ブルッ ブルッ



慎一郎の胸のポケットが揺れた。



♪~♪~


(恵子ちゃん)




普段の慎一郎ならば会議中であれば必ずOFFモードにしている。



今日は結衣からの電話があっては・・・・・とマナーモードにしていた。



表示の名前を見て焦った・・・・・



慎一郎は連絡のつかない結衣に何かあったのではと。