恋せよ男女（オトメ）

「それはヤバイでしょ・・・・（＞０＜；）」


「だよね・・・・（；＿：）」


「クビかな・・・・。」


「クビにされちゃうんじゃない（￢。￢；）」


女友達は無残にも誰も慰めてはくれなかった。


慰めてくれるどころか結衣の真剣な悩みを楽しんでいるように思えた。


「もう笑ってないで何か方法を考えてよ（≧０≦；）」


「ハハハハッ～（＾０＾）」


「アンタってさ～仕事運が本当にないんだね～＝３」


「社長って何歳くらいなの？」


「顔は全く見えなかったけど32.3歳って言ってたと思う・・・・。」


「へぇ～大人で女たらしで・・・・そんな奴が格好よかったら世の中間違ってるよね！！」


「嫌味だよね！！」


友達は面白半分で口々に勝手な事を言う。



結衣本人にとっては今の仕事がなくなるのは死活問題なのに・・・・


「もう・・・・助けてよ（TT0TT;)」


「だいたい何で人の家に勝手に上がったりするのよ=3」


「だって～～～～部屋の前に立ったらドアに靴が挟まってて、インターホン押しても応答がないのに、中で物音がしたから・・・・」


「でもさ・・・・。」


「まあ大騒ぎして警察に電話しなかっただけでも、結衣にしたらマシな方なんじゃないの～?!」





結衣は恵子の一言でより一層ブルーな気分になった。



あながち恵子の言った事は冗談ではなく、警察に電話してしまいそうになっていた。


今となってはそんな事をしなくてよかったぁ～と心から思っている。


「明日からどうしよう・・・・。(´д｀；）」


「そうだよね～顔合わせづらいよね～」


「でもさ～今まで事務所で会った事がないって事は、事務所にはあまり来ないのかも（＾０＾）/」


結衣は自分の都合のいいように解釈をし始めた。