部屋に戻った結衣は、いつものようにベッドになだれこんだ。
お腹がいっぱいで篤の車を降りてからの記憶がないほどの睡魔・・・・
肩からさげたカバンのままでベッドに入る。
♪~♪~ ♪~♪~
布団とカバンの奥底にある結衣の携帯電話は何度となく鳴っていた。
深い眠りの中の結衣には奥底の携帯電話の音が聞こえる訳もなく・・・・・
♪~♪~ ♪~♪~
電話の主は慎一郎だった。
篤と出かけた事が気になるのか、話の途中で切られた電話が気になるのか・・・
「また夜電話するって言ったのに(ー“ー#)」
慎一郎は仕事の合間合間に繰り返し同じ番号にアクセスしていた。
何度鳴らしても連絡の取れない事に段々苛立ち始め
『あの子の夜って何時なんだよ=3』
10時を過ぎて、
シビレを切らした慎一郎は、篤の携帯電話にかけてみた。
♪~♪~ ♪~♪~
(堤さん)
篤は慎一郎からの電話に驚いた。
「もっ もしもし=3」
「結衣ちゃんとはまだ一緒なのか?」
慎一郎は、せっかちに「もしもし」の言葉もなしに話し始めた。
「いえっ・・・・・もう送って行きました。」
「何時に?」
「・・・・・6時くらいには家に着いたと思いますが」
「そうか、分かった。」
それだけ言って電話は切られた。
「・・・・・・。」
ふと・・・・
「何で堤さんが俺と結衣ちゃんが一緒にいた事を知ってるんだ?」
不思議に思う。
お腹がいっぱいで篤の車を降りてからの記憶がないほどの睡魔・・・・
肩からさげたカバンのままでベッドに入る。
♪~♪~ ♪~♪~
布団とカバンの奥底にある結衣の携帯電話は何度となく鳴っていた。
深い眠りの中の結衣には奥底の携帯電話の音が聞こえる訳もなく・・・・・
♪~♪~ ♪~♪~
電話の主は慎一郎だった。
篤と出かけた事が気になるのか、話の途中で切られた電話が気になるのか・・・
「また夜電話するって言ったのに(ー“ー#)」
慎一郎は仕事の合間合間に繰り返し同じ番号にアクセスしていた。
何度鳴らしても連絡の取れない事に段々苛立ち始め
『あの子の夜って何時なんだよ=3』
10時を過ぎて、
シビレを切らした慎一郎は、篤の携帯電話にかけてみた。
♪~♪~ ♪~♪~
(堤さん)
篤は慎一郎からの電話に驚いた。
「もっ もしもし=3」
「結衣ちゃんとはまだ一緒なのか?」
慎一郎は、せっかちに「もしもし」の言葉もなしに話し始めた。
「いえっ・・・・・もう送って行きました。」
「何時に?」
「・・・・・6時くらいには家に着いたと思いますが」
「そうか、分かった。」
それだけ言って電話は切られた。
「・・・・・・。」
ふと・・・・
「何で堤さんが俺と結衣ちゃんが一緒にいた事を知ってるんだ?」
不思議に思う。

