恋せよ男女(オトメ)

「先に払うか後に払うかで金額は決めてただろ=3」



「何か問題?!」



「ううん・・・・・」



「で・・・今何処?」



「篤君からお昼ご飯食べよう~って言われて・・・・・」



「今篤と一緒なの?!」



「うん。」



「・・・・・。」



「慎ちゃん・・・・ゴメンまた夜電話する。」



「・・・・・。」



慎一郎は結衣に何も言えないまま



電話は切られた。



進藤・・・・・



慎一郎は切られた電話を無表情に置いた。



めったにかかってこない結衣からの電話だったのに、用件を言って切られた上に篤と一緒と聞いて、



慎一郎の心の中はざわついた。



昨日会ったばかりなのに・・・・





「お待たせ~」



「用事は終わり?」



「うん、終わった~」



「では、お腹を満たしに出発いたします=3」



浮かないままの結衣と・・・テンションの上がったままの篤はランチに向かった。



「結衣ちゃん・・・・いつも慎一郎さんの所で泊まってんの?」



篤は運転しながら結衣に問いかける



「うん  慎ちゃんの家の方が何でも揃ってるから~」



「そうなんだ(-0-;)」



「なんか・・・・イヤだな(+。+;)」



「何が?」



「だって、仕事って言っても慎一郎さんだって男だから=3」



「そんな(>0<;)」



確かに改めて言われてみればそうだった。