恋せよ男女(オトメ)

慎一郎は携帯を落としたことに気付けば電話をしてくるだろう・・・と


常に自分の側に電話を置いておいた。


待てど暮らせどメールばかりで電話は鳴らない


『どうでもいいのか、気付いてないのか・・・・(?_?;)』


提出時間にぎりぎり間に合った結衣は講師の部屋に出しに行った。



「はぁ~(; ̄□ ̄)=3間に合った~」


講師の部屋を出たら前から恵子達が歩いて来た。


「結衣~~~~~!!昨日何回もメールしたのに(`へ´#)」


「また寝てるんじゃないかと思って心配してたんだよ!!」


「ちゃんと返信しなさいよ=3」


「うん・・・・その・・・・色々と・・・(+。+;)」


「ゴメン(-人ー;)」


結衣はカバンの中をまさぐった。


「?!」


カバンの中を覗いてもう一度手を突っ込んだ


「ないっっ=3」


「何が~?!」


「携帯電話がないっっ!!!」


「ええっ~~~~~(≧0≦)」


「あっ~~~~~~!!!」


結衣はその時初めて気がついた。


携帯電話を落とした場所にものすごく心当たりがある


間違いない!


「どうしよう~~~~~~(ToT;)」


「バイト先?」


「うっ・・・バイト先のような・・・・」


「分かってんなら取りに行けばいいじゃない=3」


「絶対に無理取りになんて行けない(>×<;)」


「結衣さっきから何言ってんの訳分かんない(`へ´#)」


「実は・・・・・」


結衣は昨日の社長宅での一部始終を恵子達に話した。