「ヤバイめちゃくちゃヤバイ(>0<;)!!」



結衣は叫んだ=3


「バイトしなきゃ~お金がないよ(ToT;)」


細川 結衣18歳


貧乏学生。


世の中お嬢様ブームなのに結衣はいつもバイト&金欠!


今日も学校帰りに、いつものファーストフードの店に寄り女ばかりでだらだらと喋っていた。


「なんか仕事しないと・・・・今月の家賃ヤバイんだけど(;_:)日給でもらえそうな仕事、何かないかな・・・・」


ストローをかじりながら面倒臭そうに話す・・・・(-0-;)



「アンタさ~何で毎回毎回仕事続かない訳毎月同じ事言ってるのにいい加減ちゃんと働きなさいよ(`へ´#)」



大学の友達の紀子に毎度毎度愚痴っては怒られるのに、何故かちゃんと報告してしまう・・・・


「もう心配してやんないから今月はお金貸さないからね~私だってもうバイト代ないんだから」


紀子に頼んでお金を貸してもらおうと思っていたのに、先に一撃されて何もいえなくなってしまった。


結衣は黙って下を向いて・・・・大きなため息をつく(;-0-)=3


思い切り凹んでる結衣をほっといて女友達は、たわいのない話で盛り上がる。



結衣は大学で美術を専攻していて、絵を描きだしたらついつい没頭してしまいバイトに行くのを忘れてしまう。


毎回遅刻&無断欠勤が続いて辞めさせられてしまう・・・・・


「先帰るね~」


結衣はうつむき加減に席を立った。


『今日は皆と話している暇はないんだ!!』


何か仕事を見つけなくては・・・・


慌てて本屋に立ち寄り情報誌を手に取った。


「夕方からのバイトで、学校のない日は昼間から働けて、時給がよくて、服装にうるさくない所・・・・」


結衣は1時間以上立ち読みして、


結局自分が思っているような都合のいいバイトなんてある訳もなく


コンビニで弁当を買って家に帰った。