「着いた…。」
「間に合って良かったね…。」
「うん。早くクラス表見て、教室行こう??」
えぇーと、
桐谷…きり…あっ!!
あった!!
あたしC組だ!
奈緒子は何組だろう?
「奈緒子あった??」
「うん。波瑠と一緒!!C組!!」
「やったぁーー!!」
「んじゃ、教室行こうか。」
「あ、ゴメン奈緒子、先行ってて?」
「なんで??」
「ちょっと用事を思い出しまして…。」
「分かった。じゃあ先行ってる!どうせ桜の木でも見に行くんでしょ?」
……なんで分かったの!?
「早くしなよ??入学式始まっちゃうから。」
「うん!!ゴメンね!またあとで!!」
「はいよぉ。」
