君に贈る詩*

ねぇ、笑いかけて?


なんでもいいから。



今日みたいに変な髪型だなでもいいから。

少し傷ついたけど、少しはあたしのこと見てくれてるんだなって思えたから。

誰かから聞いた話でも、ちゃんとその話を聞いててくれたから。


些細なことでも嬉しいよ。


でも、それだけじゃ足りないの。

もっと話したい

もっと近付きたい


そう思ってしまうの。



でもあたしから話しかけることは出来ないから。


わかってるよ、だから近づけないんだって。

でも、何一つ捨てたくないの。

欲張りだって知ってるけど。

わかってるけど。


でも、失いたくない。



それでもあなたとずっと一緒にいられる、っていうのがもしあるなら…

捨てられるかもしれないね。



そんなこと、絶対にないんだけど。



明日は、少し、あなたと話せますように。

笑いあえますように。