君に贈る詩*

ねぇ―…


先に目を反らしたのは

あたしだったね。




傷つくのはいつもあたし、

だと思ってたけど。



もしかしたら、

違ってたのかな?



あたしが傷ついたように、

あなたもまた。



同じ痛みを抱えてたのかな?



ごめんね。


気付いてあげられなくて。


自分のことで精一杯だったの。




でもね。


今は違うから。



ちゃんとあなたのことも

考えるくらい、

強くなったから。




もう一度、いちからやり直そう?