「あっそれと今度一緒に飯食いてーんだって。」

「まじか…。

あの…何て呼べば良いんだ?」

「祥也。
家では俺を祥也って言うのは親父とさえない妹だけどな。」

「妹…って、子役の奏世ちゃん?」

「違う。よーちゃんはさえなくない。
クソ妹はお前とタメの一般人。」


六人姉弟じゃ無かったんだ…。



美人さんかな…。



それから一時間目をサボってずっと屋上で祥也と話してた。



先輩って感じがしなかったから仲良くなるのに時間がかからなかった。



なんだか何でも言い合える友達以上…。


兄貴みたいな感じだ。



この人が本当の兄貴だったらどれだけ良いだろう…。