「ごめん…。」
「親父は専ら仕事だったろ。今まで奏愛が何回泣いたか知らねぇよな。」
祥也…。
「小学生の時、公園で泣いてる奏愛を何回見たと思う?奏愛が雷がトラウマになったって知ってたか?
それ全て奏愛が一人でいた時なんだよ!!」
祥也…。
祥也にはいつも迷惑かけてしまった。
だけどいつもあたしを支えてくれた…。
口は悪いけど、最高のお兄ちゃんだよ…。
「祥也…もう良いよ…。
パパ…あたしの事…嫌い?」
「嫌いな訳無いだろ…。大事な娘だよ。」
「そう…。」
それを形で見せて貰いたかったな…。
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