俺が思っている事が分かるのか!?
「それでな…奏愛に会えたのが二か月先だったんだよ。」
「二か月!!」
「仕事忙しかったし病院なんて行けなくてな…。
さすがに夜は行けないし…。」
祥助さん?
「初めて奏愛見た時…疑ったんだよ…俺の子か?って…。」
「え…。」
「似て無いだろ奏愛。俺や花奏に。」
確かに奏愛は似てない。
疑っても許しがたい。
「でも花奏が生んだんだし、俺の子だなぁって思った。髪だけは俺に似てるし。」
奏愛の髪は藍色ぎみの黒。
祥助さんと同じ色…。
「で、直ぐにりっくんが出来て…。」



