平凡彼女はシンデレラ


「奏愛ちゃん手伝わなくて良いんだよ!!」

「でも…。」

「今日…誕生日なんだろ。祥也君に聞いたよ。」

「おばちゃん…。」

「出来たら祥利君も読んでおいで。」



あたしはおばちゃん家に生まれたらどうなっただろう…。



その後はおじちゃんとおばちゃんと祥也とりっくんとあたしでご飯を食べた。



…みーちゃん達…ご飯…。



パパを許せない気持ちがあるけど、ご飯はしっかりと取らなきゃ…。



駄目だな…あたしの性格…。



一応、煮物を作らせて貰おう。



でも家にかえるのは…。



明日が日曜で良かった…。



卓斗にも迷惑かけたかな…。