平凡彼女はシンデレラ


楽しそうに笑ってるよーちゃんやパパを見て辛かった。



「奏愛…部屋行け…。」

「大丈夫だって…。」

「顔色悪いぞ…。」



ありがと祥也…。



誕生日を覚えて貰えない怒りと悲しみで、


あたしの心は限界だった。



そしてあたしはパパの一言で爆発した。



「奏愛も何か特技があれば祝ってやれるのにな。」


有り得ない…。



「めーちゃん何するの!!」

「五月蠅い!!」



あたしはよーちゃんが持ってたケーキを叩き付けた。



「めーちゃんのばかぁ~」



泣き出したよーちゃん。



でも関係無い。