平凡彼女はシンデレラ


「あの~…。」

「「………。」」



静まり返ったリビング。



バンッ!!!



祥助さんはドアを叩き付けて出て行った…。



「俺知らねぇ~」

「あたしだって知らなかったよ…。」



何故かみんな沈んでる…。



「つーか腹減った。」

「よーちゃんもお昼から食べて無い…。」

「そうね…。でも料理出来る人いない…。お義母さんはいないし、祥助は拗ねてるし。

奏愛は…。」

「「……。」」



何があったんだ…。



「りっくん…どうかしたの?」

「あぁ…。今日…。」

「今日?」

「今日めーちゃんの誕生日だったんだ…。」



……はぁ!!