「奏愛、ここ違う。」

「だってぇ……ぁ…。」


上目遣いすんなよ…。



理性というものが…。



「奏愛がキスしてくれたら止める。」

「~~~」



チュッ



「!!ん゙~」



奏愛が唇にして来たから、思わず舌入れた。



「も~卓斗の馬鹿~」

「我慢出来なかった。

ほら勉強!勉強!!」

「分かってるわよ!!」



それからというもの、帰ったら勉強をしている奏愛。



祥也が言うには前のテストの時もこうだったらしい。



頑張ってるんだな。



俺もテストが終わるまでの我慢。