俺の彼女

その夜は珍しく眠れなくて

学校に来てからも
授業は全て上の空


南風に綺麗に拭われた青空
それが
なんだか凄く低く感じられた


いつものベンチに力無く腰を降ろす


なぁ、絶望感ってこういうことを言うのかな?


いつもより強い日差しも
生暖かいベンチも


全てが無意味に感じるんだ