俺の彼女

花屋の前に着くと
愛梨はおずおずと店から出てきた


初めて見る私服

胸まであるフワフワの髪をサイドにまとめて

ロンティに薄いピンクのワンピースに黒のレギンス


色白の肌が
ゆでダコのように真っ赤だった


「お、おはようございます。」



下を向いたまま挨拶する彼女


「おはよ。
あんた、ピンク似合うね。」


思ったままをそのまま言った


「え!?」



彼女は一瞬顔を上げて
さらに真っ赤になって
また、下をむいた



クックックックッ

笑いをこらえながら
彼女をバイクへ促す


「乗って?」



バイクの前で立ち尽くす彼女



「やっぱり、バイクに乗らないと…ダメですか…?」


「安全運転するから、怖くないって。」

ヘルメットをクルクル回しながら言う


「そうじゃなくて…

その
私…太ってるし…重いから…。」



モジモジ小さな声で
恥ずかしそうに愛梨は言った