俺の彼女

「で、彼女にはもうコクったのか?」



「まだ。」
あくびと一緒に答える



告白とかした事ないし


そんなこと
考えてもいなかった


「なんだよ。以外にウブだな♪」




ニコニコ先輩面が腹立つ


「もう、いいや。
自分で考えるから。」


俺はベンチから立ち上がって歩き出す


「待てよ!
お前…あの子に本気なのか?」


急に真顔になる田牧


「だから、何?」



「マジに答えろよ。
あの子を本気で好きなのか?」



生ぬるい風が通り抜けた

田牧を真っ直ぐに見る






「本気だよ。」




それだけ言って
また歩き出す俺に


「そうか。」



なんだか嬉しそうな田牧の声が聞こえた