俺の彼女

「なんだよって…。
あのデブのハンカチだぜ?
よく返す気になったよな。捨てればよかったのに。」



「借りたものは返すって幼稚園で習わなかったのかよ?」



「そうだけど、返す相手にもよるだろ?
俺だったら
あんなデブが使ってたハンカチとか、触りたくねーな。」



田牧が言った瞬間
俺の中で何かがプツンと切れた


ガタンッ

田牧の胸ぐらをつかんで立ち上がる


「な、なにすんだよ?!」


「デブデブ、デブデブ、うるせーんだよ。

あいつが使ったものが汚いってお前が思うなら、お前が使ったやつの方がよっぽど汚ねーよ。

二度と俺の前で、あいつをデブっていうんじゃねぇ。」

田牧を睨み付けて言い放つ


「わかった。
悪かったよ。

お前…どうしちゃったの?今までこんな風にキレたこと無かったのに。」



田牧を解放して
ドカッとベンチに座った