俺の彼女

「……芹沢くんって、よく空見てるよね?」



「あぁ、うん。
好きなんだよね。
空は無限大でどこまでも続いてる。何よりも自由で、一番表情が豊かだし…なんか飽きないんだ。」



柄にもなく語ってしまった

そんな俺を愛梨は目を細めて見て言う

「私…私も、芹澤くんと同じ空を見ていきたいな。」


その時

夜空に色鮮やかな大輪が咲いた


ドドーンッ!


地響きのような大きな音と振動が遅れて伝わる



一瞬の愛梨の言葉を理解しないうちに


俺は花火に引き込まれた