俺の彼女

青いベンチに寝転んで
今日も空を見上げる



気持ちいいなぁ…



睡魔が俺に王手をかけるころ


「芹澤!」



いつも
いつも

こいつが邪魔をする



田牧…


はぁ…


「今寝てるから無理。」



「話してんじゃん!
ってかビックニュースがあるんだよ?」


俺の顔の真上で話す田牧


「顔近い。…なんだよニュースって。」


仕方なく起き上がると田牧はいつになくニヤニヤしていた



「キモいよ。お前。」


友達ながらに心底思った


「ウッセーよ。
で、ニュースってのは…

俺、こんどこの前の合コンで知り合った女の子とデートすることになった!!」


満天の微笑みが俺に向けられた

はぁ…



「よかったな。」


「え?
それだけ…??」



「そう。これだけ。
じゃ、うまくいくことを祈ってるよ。」



俺は唖然とする田牧を残してベンチを後にした