俺の彼女

「え………!!??」


そして彼女は上から下まで私を見る



「本当に…?
あなた彼女さんなんですか?」







信じられない



とでも言いたそうな顔は
明らかに私をバカにしている様子だった




「…はい…。」



微かに膝か震える




「………そうなんですか…。じゃ、まだ私の方が勝ち目あるかな?」




「は?」



彼女は鏡の前に歩いてきて私と並ぶ



鏡の前のライトすらスポットライトのように彼女を輝かせる




近くで並んでみると
頭から爪先まで全てが違う


鏡の中で彼女は勝ち誇ったように微笑んだ



「私は、芹澤くんが好きなんです。
だから…あなたから奪います。」




「え!?」



「あなたと並んであるくなんて…彼が可哀想です。

それとも…優しさですかね?


まあ、どっちにしても…」



中野由香里ちゃんは振り返って歩き出した

綺麗に巻かれた髪が艶やかに揺れる




「あなたは私の敵じゃない。クスッ♪」



鼻につく
甘ったるい香りを残して

彼女は出ていった