俺の彼女

空いている席がそこしかなくて


俺は太った彼女の横に座った



彼女は俺の存在に気付いて俯いていた黙り込んでしまった



はぁ…

面倒くさ



汗をかき始めた烏龍茶に手を伸ばす


感情のこもりすぎたラブソングを田牧が熱唱する中で

俺はただこの時間が過ぎるのを待っていた