隣のアイツ

俺は美弥の顔を見た瞬間、迷わず窓に足をかけていて、美弥の部屋に入っていった


何年ぶりかの…
あの日から初めて入った美弥の部屋だったが、今は美弥の泣き顔しか見えていなかった


美弥は後ずさりし壁を背にして座って俺を涙目で見つめ続けた


俺は目の前でひざまつき、目線を合わせた