その日から隣の窓はカーテンが閉められて開くことはなかった まるで私を拒絶しているように 学校でたまに見かけたりすれ違ったりもした 怖くて顔さえ合わせる事が出来なかった 幼なじみの距離が高く厚い壁に遮られ 遠く遠く感じていた