え……ちょ……美里……

さすがに酷くありません?


私があまりの出来事に呆然としているうちに
ついにニセ王子は私を見つけてしまった。


今思えば呆然としてる間に逃げれば良かったと思う。

でも仕方がない。
もう過ぎた時間は取り戻せない。

私はついに覚悟を決めた。