王子は呼ばれてからすぐに来たのか少し息が乱れている。


み「一条先輩、お話があります。」


私は特進クラスの先輩達の視線から逃れたくて口早にそう言った。


彰「じゃあ行こうか。」

王子はにこやかにそう言った。