春「なんだよみー!!」


み「ん?なんでもないよ!」


私はそういって警備室のおじさんに挨拶をすると暗証番号のロック付ドアをあけてはいる。


春「にしてもいつきてもここは厳重だよなー」


春斗は地下へと進む階段を降りながらいう。


み「でも、私はここにいるかぎり爆弾が爆発しようが地上で何が起きようが無害なのよ?」


春「じゃあ俺、何かあったらみーの部屋にいくわ!」


春斗が白い歯を覗かせてニッと笑う。


み「春斗ならいいよ。」

私は少し赤くなりながらいう。


春「て、照れるな!!!!
ほら、着いたから」


春斗はドアを指差す。


ガチャン


私はそっとドアをあけた。