美「きゃっ!!!!
近づいてくる!!みなみっ見てみて!!」
そういうと美里は私の腕をとても女の子とは思えないような力で引っ張る。
み「別に私はファンじゃないし……」
どちらかというと嫌いだし……
美「きゃー!!!
今日も素敵すぎるっ!!」
王子との距離が10mというくらい近くなったからか美里は全く私の声なんて聞いてもいない。
私ははぁーと心のなかでため息をついた。
美「ほらっみなみっ!!
王子がっ王子がっ!!」
王子が近づくにつれヒートアップする美里につられ私もチラッと王子をみてみる。
――ドキン――
《い…今私を見た…?》
美「キャーみた?みなみ!!
今美里を見た!!!
普段めったに振り向かないのに!!!」
み「あ……うん、そうね。」
なんだ、そうだよね。
たくさん人がいたもの。
私を見てるわけがないわ。
みなみはまだドキドキする胸を抑えながらただ呆然と王子の消えた廊下を見ていた。
近づいてくる!!みなみっ見てみて!!」
そういうと美里は私の腕をとても女の子とは思えないような力で引っ張る。
み「別に私はファンじゃないし……」
どちらかというと嫌いだし……
美「きゃー!!!
今日も素敵すぎるっ!!」
王子との距離が10mというくらい近くなったからか美里は全く私の声なんて聞いてもいない。
私ははぁーと心のなかでため息をついた。
美「ほらっみなみっ!!
王子がっ王子がっ!!」
王子が近づくにつれヒートアップする美里につられ私もチラッと王子をみてみる。
――ドキン――
《い…今私を見た…?》
美「キャーみた?みなみ!!
今美里を見た!!!
普段めったに振り向かないのに!!!」
み「あ……うん、そうね。」
なんだ、そうだよね。
たくさん人がいたもの。
私を見てるわけがないわ。
みなみはまだドキドキする胸を抑えながらただ呆然と王子の消えた廊下を見ていた。