莉奈が帰った後の部屋はやけに広く感じ時計の針までも止まっているように思えた。 休み中に出された課題やテキストを早々と済ませバイトの支度に取り掛かった。 バイトに行けばまた莉奈に会える…。 まるで恋人に会うような感覚に似ていた。