勇大が生まれて二週間後くらいにあたしも予定より早く破水が始まり入院する事になった。 「姉さん!親分の為にもしっかり頑張って下さいよ!」 「ありがとう」 連日のように組員達が病室に訪れ、赤ちゃんの誕生を首を長くして待っていた。 破水したものの微弱陣痛が続き、あたしは腰の痛みと戦っていた。 こんなことでくたばっていたら颯斗に笑われる…。 颯斗が残してくれた一番の宝たちを無事にこの世に送り出さなくちゃいけないのだから…。