颯斗の死であれだけ続いた抗争も嘘のように静まり会長や組長を亡くした宮滝組は篤さんの協力を得てあたしは組長代行の座についた。


会長が築き上げ颯斗が愛した組を潰すことだけはしたくなかった。






せめて颯斗を殺した奴らをこの手で打ち止めるまでは――…。