百物語骨董店


なんだか


胸騒ぎのようなものが
したけど

気のせいだと思って
道を急いだ

…でも


「あれ…
どういうことだ?」



強制的に立ち止まった




いつも通うアルバイトのファストフードの店のある場所に



見知らぬ



時代遅れの
古い建物が



…建っていたんだ