Secret★GIRL-reverse-



「コウタロウッ」



『苺李、帰ろう。』



「なんでよ!?」



状況が理解できていない苺李が慌てるのも無理はない。



『写真を撮られるかも知れない。もうすでに撮られてるかもしれないし。』



「写真なんてどうでもいいよ。」



『どうでもよくない。』



「…なんで?」



『…苺李が困るから。』



「べつにあたし困らないよ?」



…嘘つき。



『じゃあ手をつないで歩いてた写真を玲に見られてもいいの?』



俺は掴んでいた苺李の手を離した。



「……」



ほらね、嫌なんじゃん…



『たとえ玲が雑誌を見なかったとしてもいずれは耳に入る。苺李……玲が好きなんだろ?』



苺李は一瞬目を見開くと、俺から視線をそらした。



「な…に言って」



『小さいころから気付いてた。』



苺李の玲を見る目が…俺とは違う



「…」



『…場所変えよう。』



水族館を出て誰もいない浜辺へと向かった。