『それと、お前ら、付き合ってるわけじゃないよな?保健室でキスしたのは知ってるけど』
部屋を出る直前、玲のほうを向いてそう話すと、ピクっと玲が反応した。
『付き合おうとも言ってないし言われてないし、今のうちに言っておくけど、俺が苺李と何をしよーと玲に文句を言われる筋合いはないから。』
「…」
最後の最後まで何もいわないのかよ!
別にいいけどさ!
ライバルがこんな弱気じゃ
俺も調子くるうじゃん!
『玲の弱虫!バーカ!!ふんだ!』
最後にそう言ってから
荒々しくドアをしめた。
『……』
ねぇ、苺李
やっぱり苺李は玲が好き?
…玲は苺李が大好きみたい。
でもね、
俺も苺李が大好きだよ。
もし…
もしも
この思いが叶う余地が少しもなかったら
そのときは……
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