俺をチラっとみてから
そっぽをむいた玲。
『だせぇじゃん』
あー
まぁね
確かにね
さっき保健室で
「のぞむところじゃねぇか」
とか言って自信たっぷりな笑顔で俺を見下したくせに
こんなことになってんだからな。
『ま、お前がダサいおかげで今は俺の方が優位だからさ。全然オッケー♪って感じ☆』
最近テレビで見たタレントのマネをしてベロをペロっとだした。
『あ、ちなみに俺、明日苺李とデートだからっ!』
「…」
あーあ、
また無言になっちゃった。
『俺は苺李が本気で好きだ。だからお前の背中なんか押してやんないし、誤解を解いてあげようとも思わない。』
「…」
『ま、俺に苺李を奪われたくないなら邪魔でもなんでもすれば?そんなことしたらますます苺李に嫌われちゃうと思うけどね』
あ、意地悪言っちゃった☆ペロッ
俺はソファから立ち上がる。
玲は相変わらずそっぽをむいたまま。


