『…玲となんかあったの?』
勇気をだして聞いてみた。
「……」
苺李が目を泳がせているそのとき、
「苺李ちゃんっ」
「歌恋!」
歌恋と玲が走ってきた。
玲はともかく、なんで歌恋?
一体何があったんだよ。
「苺李ちゃん、誤解だよ!」
誤解…?
何それ
「カレン、いいよ。俺が『玲どうゆうこと?』
何があったのかは知らないけど…
『苺李泣かしてんじゃねーよ。』
苺李を泣かせていることが許せない。
「……」
おろおろする歌恋の横で、俺を睨んだまま黙っている玲。
『なんか言えよ。』
俺も玲を睨みかえす。
『…許さねえよ。』
苺李を傷つけたなら、
いくら玲でも許さない。
「コウタロウ!もう…いいから。あたしが勝手に泣いただけだし。」


