(早く…!早く警察きて!)
そう思いながら
隣でまた眠りそうになる苺李を揺すっては起こし続けた。
「…ちッあのガキ、どこへいきやがった!」
「おちびちゃーん、隠れても無駄だよ〜でておいで〜」
しばらくすると、犯人二人の声が聞こえてきた。
その瞬間、隣でウトウトしている苺李が俺の手をぎゅっと握りしめ
「…こわい」
そう言って震えていた。
(苺李ちゃんは僕が守る…!)
そう思って
苺李の手をぎゅっと握り返した。
「ここかなぁ〜?」
だんだん近づいてくる足音、
(みつかっちゃうっ…)
そう思った瞬間、
パトカーのサイレンの音が近づく音がした。
「チッ、おい、逃げるぞ!」
「あ、あぁ」
犯人が慌てて走っていく音が聞こえなくなり
ほっとした。


