「なんでお前は嬉しそうなんだよ。」
「シスコン翔にぃ。」
優君に蹴りをいれられ、
苺夏さんにバカにされている翔君。
「シスコンじゃねぇ。」
「苺夏の言う通りだし。」
「あぁ?優翔もだろーが。」
「俺はちげーよ。」
兄弟のやりとりを見ている苺李、なんだかまだだるそうだ。
「苺李。」
「何?」
「熱まだあんだろ。」
おでこに触れる。
……やっぱりな
「まだ熱いし、顔が赤い。」
さっきよりも熱くはないけど、顔が真っ赤だ。
「喉、渇いてねぇか?」
少し驚いたような顔をしてから、コクンと頷いた。
「…渇いてる。」


