すると、なぜだか顔をガン見してくる苺夏さん。
「え!?一学年の王子様たちがコウちゃんと玲ちゃんだったの!?」
…王子様?
あー…女子達がそうよんでたっけ。
「まさか一学年の王子様がコウちゃんと玲ちゃんだったとは思わなかった。」
やっぱり昨日、俺たちが玲と光太郎だってことにきづかなかったんだ。
「いやぁ…大きくなったなぁ。最後にあったの10年前だったから、あんま顔覚えてなくて」
優君がそう言って笑う。
「こちらこそ、昨日教室でお会いしたのに声をかけそびれてしまい…」
「あはは、大丈夫だよ。こっちなんて玲ちゃんとコウちゃんだってことに気付かなかったんだから。」
玲が言ったことに対し、翔君がそう答えた。
「……ねぇ」
今まで黙っていた苺李が口をひらいた瞬間、みんなが一斉に苺李をみる。


