そう呼ばれるのがあまりにも懐かしくて
『な、何?』
声が震えてしまった。
「おまっ…」
玲も動揺したらしい。
――――ガラガラッ
「「苺李!!」」
誰かが勢いよく保健室に入ってきた。
「翔にぃ優にぃ!?…苺夏ちゃんまで」
翔君と優君と苺夏さんだ。
「みんなしてどうしたの?」
「どうしたのじゃないわよ。」
「苺李が倒れたって聞いた、から…」
「凄い騒ぎ、だったんだぞ。だから、心配して」
駆けつけてきたのか、息切れをしている翔君と優君。
「心配かけてごめん…」
そう言って苺李がしゅんとなってしまった。
「いや、大丈夫ならよかったよ。」
そういって笑う翔君は小さいころと変わらず優しい。
「あら、コウちゃんと玲ちゃんじゃない。」
いまさらだが苺夏さんが俺たちに気づく。
「「お久しぶりです」」
玲とハモった。


