軽く肩を揺すると
かすかに苺李の目が開いた。
『苺李、大丈夫?』
「コウタロウ…」
『うなされてたけど、嫌な夢でもみた?』
まだ意識がはっきりしないのか、ボーッとしている苺李。
「ここどこ?」
「保健室。」
と言ったのは俺ではなく、玲。
それまでボーッとしていた苺李が、目を見ひらいて俺と玲をみた。
「なんで保健室?!」
『マイリー熱で倒れたんだよ。朝から熱あったの?』
「…わかんない。でも少しだるかった。」
少し…って
どんだけ鈍感なんだよ。
「苺李が倒れて凄い騒ぎになったんだぞ。」
『玲も相当焦ってたよね。』
まぁ最初だけだけど。
「…お前にいわれたくねーよ。」


